Dec 18, 2015

ポリ袋包装最強説

 

甲州やまごみそには、

100g、 400g 、 500g、 1kg、4kg、10kg、20kgという規格があります。(※WEBの取り扱いは500gと1kgのみ)

 

昔からポリ袋に入ったものを販売していました。
ポリ袋に入れて、輪ゴムで止めるコレ!

IMG_2770

このパッケージが最強なんじゃないかという話。

五味醤油のみそは、無添加・天然醸造、発酵を止めずに菌が生きたまま販売しています。なので、時間が経つにつれて味わいが増していきます。

みその出回り方

市場に出回っているみそには大きく分けて3パターンあります。

1)ありのままタイプ
2)アルコール添加タイプ
3)熱処理タイプ

1)ありのままタイプ
五味醤油のみそは、ほとんどがこれ。上記でも述べたように、発酵菌が生きたままなので、時間とともに味や色が変化していきます。製品化(パッケージ化)後も、菌は呼吸を続けているので、みその袋が膨れることがあります。もし、五味醤油のみそのポリ袋がパンパンになっていたら、空気を抜いてあげれば問題ありません。
見分け方:空気が抜ける形状であること

2)アルコール添加タイプ
みそにアルコール(酒精)を添加して、発酵菌が働けないように、酔わせるタイプ。みそに働く酵母菌は、塩分に強い分アルコールには弱いのです、なので酔わせて働けないようにするというもの。アルコールを添加するメリットは、品質を一定に保てること。
見分け方:品質表示に「酒精」「アルコール」とある

3)熱処理タイプ
みそをパッケージした後に、熱で菌が働けなくするタイプ。みその中にいる菌は、麹菌、酵母菌、乳酸菌、これらは熱を加えることで、失活します。菌の働きを止めることで、品質を保つ方法です。
見分け方:品質表示に「酒精」となく、密閉されている容器に入ってる

わかりやすい見分け方が、
他社さんのサイトにありました!(こちら

五味醤油のパッケージ事情

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左)100g 上)400g 下)500g

【100gパッケージ】
このパッケージは唯一熱処理をしているものになります。
このみそは、地元の製麺所とコラボして、ほうとうセットにするためにつくりました。みそ以外の商品と一緒にパッケージされること、お土産セットなので、これまで出回ってないところで販売されることを考慮して熱処理したパッケージになりました。(100gみそとして一部店舗で取り扱い有り)

【500gパッケージ】
このパッケージは、ありのまま型(進化版)
バルブを使用してみそが呼吸できるようにしています。DSC_0438

 

 

 

見えずらいですが、上蓋の裏面にバルブがついています
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ここからみその炭酸ガスが抜けていきます。で、空気は逆流しないという画期的なもの。
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そして何より、おしゃれ!自立型!
でもこのパッケージ難点が、、、、容器代が高い、大量に流通できない(意外と繊細なため1ケースに入れられる数が少ない)、資材(容器・蓋・ペラ)が多くゴミになる。

【400g、1kgパッケージ】
はい!これ最強のパッケージですよ〜〜〜〜〜!!!!!
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何が最強かって!?

簡易に見えて、
みその品質、流通を考慮されたパッケージ
なのです!

まずは、ポリ袋と輪ゴムというシンプルイズザベストの資材。1kgパッケージに関してはポリ袋に印字してあるという画期的すぎるデザイン。

DSC_0443

 

 

 

みそがちゃんと呼吸できるように、輪ゴムなんです!!気温の高いときは袋がパンパンになっていますが、それは菌が呼吸しているからです。そして、形が変わるので、流通しやすい!!!!そのままでも、お気に入りの容器に詰め替えても使える。ってすごくないですか?

実は以前、ポリ袋で輪ゴムっていう簡易的すぎるパッケージだと《人に渡しにくい》なんていうご意見もいただき、ポリ袋だもんな、、、と肩を落としたこともありましたが、いまは違います。これが最強なんです!簡単なようでみそにとってベストな形状なのです!!

毎日使うものだから、見た目も大事、コストも大事。
1kg、400gのデザインもちょっぴりかわいくなったので、ぜひコストパフォーマンスの素晴らしすぎるこの子を可愛がってあげてください。

みそは元々、手前みそ文化があり流通するものではありませんでした。手前みそが減り、買いみそが定番にあり、このようなパッケージ革命が色々起きたのだと。昔に戻ることはできないけれど、複雑すぎて選択肢が多すぎる現代。もっとシンプルになったらいいのにな。よく思うのは、スーパーのみそ売り場にはみそがありすぎる。本当に消費者のことを考えたラインナップなのか。消費者はこれだと思ってみそを買っているのかな?調味料は、食材の味を引き出すもの。味を加える足し算というよりかは、組み合わせる食材との掛け算だと思っていて、だから料理においては調味料がとっても大事なわけですよ。そう思って選んでもらえていたらうれしいな〜。今度はスーパーのみそ売り場で、インタビューとかしようかなw

話はずれてしまったけど、昔ながらのみそは、昔ながらの作り方で、パッケージで、無理のないように流通すべきであるという。みそ屋の主張でしたとさ。ちゃんちゃん

 


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五味洋子

五味洋子

発酵兄妹(妹)三兄妹の末っ子として生まれ、高校卒業まで甲府市で育つ。東京農業大学醸造科学科を卒業後、2009年ライフスタイル提案会社に就職。社員食堂の立ち上げや、新規事業部で商品企画を担当。2013年味噌屋へUターン。五味醤油にて六代目を務める兄仁と二人三脚で奮闘中。WEBマガジン〔大人すはだ〕コラム連載。YBSラジオ〔発酵兄妹のCOZYTALK〕出演中。
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