心地よいもの

マイ・ポッドキャスト・ブーム
タイタンさんの「流通空論」から始まって、今は「奇奇怪怪」を毎週楽しみにしてる。
頭いいとかセンスいいとか、そういうのを超えて、ライブ感がすごい。
玉置さんとのツッコミの呼吸もいいし、タイタンさんも「流通空論」より確実にリラックスしてる。
田中角栄の話からラーメン、カレー、トムヤムクンへと話がぐるぐる回っていく感じ、あれが心地いい。
「話す」って行為の中にちゃんと生活と思想が混ざってる。
バジルが決め手のガパオ
タイにいた頃、2日に一回は食べてた「カッパーオ」。
あの発音のリズムも好き。
タイバジルが満足感を決める、って話のくだりも最高だった。
「おいしかった」で終わらない解釈がいいんだよな。
ゲザンと玉置さんの話
いつの回だったか忘れたけど、
玉置さんがゲザンのマヒトくんと話してたところ。
アーティストが社会の中で表現するって、
経済も政治も資本も全部絡む。
その中でどうバランスとるか。
ごく当たり前のことだけど、ちゃんと考えてやらないとできない所業。
僕もアーティストじゃないけど、麹や味噌をつくって生きてる。
「よく考えなきゃ、やりたいとこなんてできねーよな」って思った。
札幌での講演
先日、札幌へ。
僕に興味を持ってくれた担当の方、ありがとう。
家業のこと、町との関わり、「はっこうまるしぇ」のことを話した。
一人で話すのは苦手だけど、あえてやっていこうと思う。
発酵ジンジャーエールの田中さん、旭川で宿をやってる松本さんにも会えた。
国際札幌芸術祭のメンバーともわちゃわちゃできて、ただの講演じゃない満足感があった。
音楽と手前味噌
札幌出張中も車でタイタンさんを聞いて、「にくたろう行くぞ!」ってなってる。
12月の手前みそ教室も募集中です。
では聞いてください。
OGRE YOU ASSHOLEで「夜の舟」。
この記事を書いた人 五味 仁
五味醤油六代目/発酵兄妹(兄)。東京農業大学にて醸造と経営を学び、卒業後、タイの醤油メーカーに就職。「味噌屋の息子だから味噌が作れるだろう」と安易な理由で大抜擢され、味噌製造と調味料(ソース/たれ)の開発を担当。3年間勤めたのち、五味醤油にカムバック。「手前みそ」を広めるために日々奮闘中!サウナが好き。