かんたん手前味噌キット

by 五味 洋子

米味噌500gが、あっという間に作れる手作りキットができました。


制作:面川雄大
音楽:K’DLLOK

とっても簡単ですよ〜。
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レッツ手前みそー!
用意するものはボウル、ポテトマッシャー、ふきん
これだけ!
水煮大豆 と 塩こうじ(塩とこうじを合わせたもの)がセットに入っています。
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写真左:塩こうじ
米こうじと塩を合わせることで、こうじの保存性が高まります

写真右:水煮大豆
煮てあるレトルトの大豆。水分も捨てずにみそづくりにつかいます。

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【1】水煮大豆をボウルに入れてポテトマッシャーでつぶす。
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目安は、大豆の粒がなくなるまで。

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すりこぎや素手でも良いですよ〜
子どももいっしょにたのしくできます。

【2】大豆がペースト上になったら、ボウルに塩こうじを合わせてよく混ぜ合わせる。
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手で合わせていきます。
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大豆と塩こうじがよく混ざるまで

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みそ団子を4〜5個つくる
★みそが元気に発酵するように団子にするときよく空気を抜きます。
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【3】保存用袋(塩こうじが入っていたジップロック)にみそ団子を入れる
★袋の口を裏返すとジップが汚れません。(下記写真参照)
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団子を3つほど入れて、空気の隙間がないように団子をつぶしていく。
ドンドンと机に叩きつけて、空気を抜く、

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まずは、袋の下の隙間を埋めて、

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次に、両端の隙間を埋めていきます
★空気をしっかり抜くことがポイント!
空気の隙間が残るとカビがはえやすくなります。

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最後に空気を抜いてジップをしっかり閉めます。
ジップが汚れていたらふきんで綺麗にしてください。
※水拭き禁止、余分な水分はあると雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。

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【4】じっくり発酵を待つ
できあがったみそを箱に入れ、

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本棚など直射日光の当たらない場所で発酵させる。
★必ず常温で発酵させる。
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【5】2ヶ月後にできあがり
約2ヶ月たつとできあがり。みそは色が濃くなり、たまり(水分)がでてきます。
たまりはうまみの凝縮されたものなので、捨てずにみそと混ぜ合わせてください。
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カビが生えたら•••
みそは生きているのでカビが生えることもあります。
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カビが生えた部分だけスプーンですくって捨てれば問題なく、みそを食べることができます。
完成したみそはジップロックから保存容器に移し変えて冷蔵庫で保存しましょう
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この記事を書いた人 五味 洋子

発酵兄妹(妹)三兄妹の末っ子として生まれ、高校卒業まで甲府市で育つ。東京農業大学醸造科学科を卒業後、2009年ライフスタイル提案会社に就職。社員食堂の立ち上げや、新規事業部で商品企画を担当。2013年山梨へUターン。2014年五味醤油入社。六代目を務める兄仁と二人三脚で奮闘中。WEBマガジン〔大人すはだ〕コラム連載。YBSラジオ〔発酵兄妹のCOZYTALK〕出演中。