マンガ読む理由

by 五味 仁

Bad Pharmacyのポッドキャストを聞いて、とてもよかった。←何回目の放送かわかんなくなってるw

藤原ヒロシさんって、やっぱりいい考え方をしている人だなと思った。

よく言われる話がある。
90年代で音楽のジャンルは出尽くして、ロックもパンクもヒップホップも全部揃ってしまった。
だからもう「新しいイノベーションは終わった」って。ヒロシさん的にはすごい差異なんだけど長い軸でみるとても良いものが生まれてきてる。

正直、僕もどこかでそう思ってたところがあった。

でも、そういう意見を聞くたびに、やっぱり少し違和感が残る。

んでもって

僕らの味噌や醤油だって、200年前はベンチャーだった。
自家製が生産される調味料になり、新しい食の形を生み出していた時代があった。

僕自身、味噌業界「これ無理ゲーだよ」って言ってしまうこともある。
でも、その態度ってめちゃくちゃダサいな、とも思った。

長く続いているものだからこそ、
いまの時代にできる変革はできるはず、長い軸でしかできない到達点があるはず。


もうひとつ、別の話。

おなじポットキャストの上出さんが言っていた言葉で刺さったのがあって。

「グルタミン酸を入れてることを棚に上げて、
自然・無添加最高、みたいなブランディングをするのはダサい」

たしかに。

不安とか「体に悪い」を前面に出して商売をするのは低俗だ、と。

なるほどなと思った。


大手と中小、手作業と工業、伝統と革新。

そのあいまいな表現のあいだで、
僕は僕なりの仮説を立てて、楽しく進めていきたい。

そういうことを、ずっと思っていたんだと思う。

敵を倒す話は 漫画で十分 ワンピースまた読みかえそっと

この記事を書いた人 五味 仁

五味醤油六代目/発酵兄妹(兄)。東京農業大学にて醸造と経営を学び、卒業後、タイの醤油メーカーに就職。「味噌屋の息子だから味噌が作れるだろう」と安易な理由で大抜擢され、味噌製造と調味料(ソース/たれ)の開発を担当。3年間勤めたのち、五味醤油にカムバック。「手前みそ」を広めるために日々奮闘中!サウナが好き。