フリーペーパーをフリーにたのしむ
やまなしの人や暮らしを伝えるBEEK
その最新号05「写真と日々」が発刊されました。
待ちに待った最新号。
配布初日のイベントがKANENTEで行われました。
表紙の原画の展示や貴重なバックナンバーも読むことできました。
BEEKは編集長がほぼひとりでつくっているフリーペーパー
編集長自らBEEKを手渡しました。
そして、
手にとった瞬間、
読む、
読む、
ひたすら読む。
みんなその場で最新号のBEEKを読み始めるという面白い光景が繰り広げられました。つくった人を目の前に読むなんて贅沢〜。
今回は「写真と日々」というテーマのもと、いろんなひとが切り取ったやまなしの人や暮らしを見ることができました。とにかく関わっている人の数がはんばない!インスタグラムを使った参加型っていうのもとっても良くて、配布イベントに来た人も普段から写真を撮ることが好きなとが多かった気が。(カメラを首から下げている率がめちゃめちゃ高かった気がする)自分の撮った写真が載るってうれしいですよね。
BEEKは03まで、広告に頼らず自腹(!)で発刊されてきました。そして04は協賛したいと名乗り出るひとが現れて、05では、応援してください!と編集長自ら呼びかけをし、協賛を募りました。協賛のページにはたくさんの企業名と個人の方のお名前がずらり。みんなのBEEKへの期待だったり、応援したくなっちゃう気持ちがなんだか溢れていて、BEEKファンの私はうれしいわけですよ。きっと編集長はもっと嬉しいし、同時に背筋がピンと伸びたんだろーなー。
広告とかお金のことをぼんやりと考えることが多いのだけれども、BEEKは価値のある広告モデルを確立してくれるようなそんな気がする。応援したいひとを応援する。広めてもらいたいから、お金を払う。そんなシンプルな取り組みなんだけれども、あまりそうできていないような気がしていて。伝えるための媒体よりも、広告するための媒体が増えているような、いろんなメディアにストレスを勝手に感じてしまうこともある。だからBEEKを初めて手にとったときの衝撃はけっこうあって、広告がない分、すーーと内容に吸い込まれて行く感じ。フリーペーパーではあまり感じだことがない感覚。ま、自腹だから発行元はものすごい部数の印刷代全部負担していてるから赤字なんでしょうけどね。笑 そして何より1人でつくってばらまいているその衝動がはんぱない!!
今回の配布イベントには、やまなしにUターンしてきた人、Iターンしてきた人が多かった印象。外から来たひとが今のやまなしを知るきっかけをBEEKが担っているんだなー。まさにやまなしのカルチャー誌。
BEEK05「写真と日々」見終わったとき、写真を撮りたくなったし、なんだか日常がとっても愛おしく思えた。なんてことない日々だって切り取り方で変わってくる。シャッターを切ろうと思う瞬間がわたしはとても好き。なんで、撮ろうと思うのか、撮るのか。残すのか。。。
BEEK05は五味醤油に設置してあります。
この記事を書いた人 五味 洋子
発酵兄妹(妹)三兄妹の末っ子として生まれ、高校卒業まで甲府市で育つ。東京農業大学醸造科学科を卒業後、2009年ライフスタイル提案会社に就職。社員食堂の立ち上げや、新規事業部で商品企画を担当。2013年山梨へUターン。2014年五味醤油入社。六代目を務める兄仁と二人三脚で奮闘中。WEBマガジン〔大人すはだ〕コラム連載。YBSラジオ〔発酵兄妹のCOZYTALK〕出演中。