本気

by 五味 仁

今回は自分の決意表明てきなコトを書いて
来年の自分のアンサーにつなげたい
ブログって個人が残せるいい記録になるなと思う。
文章に人柄は必ずでると思うし。

さてはて
【一点】
急かされるより待たせたい
踊らされるより踊りたい
野球よりサッカーでスケボーが好きだ

【二点】
ここ最近の悩みの種は 五味醤油の工場の老朽化をどうしていくか
つまり
ハードのコト。古いし結構大きい。
それに伴いかなり大きな決断をしていくと思っている。
全国各地の醸造元の継承と共にでてくる問題だと思うし。
蔵ごとに状況も違えば 考え方も異なってくる。
今、模索中だけどなんとなく方向性は見えてきた。
まずどうしようかと思い。
醸造元で気になるところにいけば何かヒントもらえると思い
1年ぐらい前、東北食べる通信とかFood Designers Networkで活躍している
中山晴奈さんがアップしていた水戸部酒造の蔵の写真をみてビビった。
ため息が出そうなとても美しい空間。そうか工場見学のためねと府に落とそうとしたら
全然意図してるところが違った。そもそも水戸部酒造は工場見学していない。
いい酒(美しい)を造るににはいい空間(美しい)でなければできなと
蔵人が仕事しやすいように空間を設計していた。
実際みて 話を聞くと
日本の伝統産業を日本酒を醸していくことで伝統文化を残していく試みが随所に見えた。
黒漆喰で塗る醸造蔵の入り口。僕らが発注しないとなくなる技術だからと淡々と話す。
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写真を見てビビり 実際行って目眩がおこった。
新築なんだけど
御殿場のとらや 内藤さん設計の とらや工房も似たような高揚感を感じた。
何らかの形で 活かしていけると思う。
五味醤油の工場僕の納得する形で進めていきます。

【さんてん】
なにが言いたいかって
僕が本気だってこと。

この記事を書いた人 五味 仁

五味醤油六代目/発酵兄妹(兄)。東京農業大学にて醸造と経営を学び、卒業後、タイの醤油メーカーに就職。「味噌屋の息子だから味噌が作れるだろう」と安易な理由で大抜擢され、味噌製造と調味料(ソース/たれ)の開発を担当。3年間勤めたのち、五味醤油にカムバック。「手前みそ」を広めるために日々奮闘中!サウナが好き。