2019年はチーム力

2019年五味醤油の営業が全て終了しました。
お世話になったみなさまありがとうございました。
今年を振り替ってみると「チーム」という言葉がぱっと思い浮かびました。

1月2月：ほぼ毎日「手前みそ教室」の開催。蔵では連日こうじ作り。
3月：「こうふはっこうマルシェ」
4月：a tender light vol.2（歩帆舎）
5月：森道市場発酵居酒屋出店
6月：AKITO COFFEE Taneオープン
7月：発酵兄妹のCOZY TALK 200回記念
8月：職場体験受入
9月：木桶修繕（結いものを繋ぐ会）
10月：DHCカタログみんな元気の表紙
11月：ワインツーリズム山梨
12月：WEBリニューアル

寒い季節はみそ屋に籠り、販売用の甲州みそだけでなく、世の中の手前みそのためのこうじづくりに勤しみます。暖かくなると少しずつ外に出て、イベントに出させてもらったり、いろんな場所へ出向いたり。

AKITOCOFFEEのオープン、ラジオ200回記念、木桶修繕、WEBリニューアルなど。今年は特に新しいことはせず続けていくこと、見直す、直すこと、続けていくことを大切にした1年でした。そしてその中でたくさんの「チーム」と仕事をする機会が多くありました。

そもそもチームとは

チームは、共通の目的、達成すべき目標、そのためのやり方を共有し、連帯責任を果たせる補完的なスキルを備えた少人数の集合体を理想とすることがある。（Wikipedia調べ）

Taneに焙煎所と喫茶スペースをオープンした「AKITOCOFFEE」全スタッフ20代という若手のチームです。オーナーのAKITOくんは24才のときたった1人で店をはじめて、5年後には焙煎所を構えスタッフも4人増えました。普段からスタッフみなとても気持ちがいい。何年か前に五味醤油の敷地でイベントしたときも、閉店後持参した掃除道具で自分たちの出店場所だけでなく会場を掃除していた姿が、とてもさわやかで気持ちよかったことを、鮮明に覚えています。オーナーのAKITOくんのそういう真摯な態度がしっかりとスタッフにも伝わっていて、いいチームづくりしているなと日々感心しています。そんなAKITOCOFFEEがやってきたことは、五味醤油だけでなく、甲府のまちにもいい影響がきっとあるはず。

発酵兄妹のOCZYTALKもおかげさまで200回、5年目に突入しました。番組が続いている1番の理由は渡邉ディレクターのおかげと言っても過言ではないです。渡邉Dじゃなかったらこんなに続いていません。いつも無茶なスケジュールだったりブッキングに対応してくれる渡邉Dありがとうございます。発酵兄妹のCOZYTALKは敏腕渡邉D含めナイスチームのおかげで成立しています。300回目指して2020年もゆるく楽しみたいと思います。

最近お世話になったチームがこのWEBをリニューアルしてくれたVISUAL AND ECHO JAPANさん。通称VEJ。発酵兄妹の想いやゆるさ人となり全て理解した上でつくってもらったWEB。テストサイトが上がってくるたびに感動が止まらず、1人歓喜していました。無茶なスケジュールだったにも関わらず楽しみながら制作してもらい、本当にありがとうございました。普段からいっしょに飲んだりイベントに遊びに行ったりはしていたのですが、仕事を一緒にできたことでより、VEJのチーム力をより深く知ることができました。すべて全力で楽しむVEJのみなさん、本当にありがとうございました。ナイスチーム！！

以前兄といっしょに参加させてもらったイベントでこんな質問がありました「今の五味醤油の仕事を辞めたいと思ったことはありませんか？」兄妹2人ともアンサーは「ありません。」でした。

考えたことがないというのも一理あるのですが、それ以上に家業なので、「自分たちが辞めたら会社がなくなる」という気持ちがどこかにあります。家業と言えども会社なので、家族以外にもいっしょに働いてくれているスタッフもいます。「自分たちが辞めたら会社がなくなる」という自分本位な意識ではなく、会社や文化を守っていくということでそんな気持ちもチームで共有していけたらと思います。兄と喧嘩することもほとんどないですが、来年も喧嘩しないで楽しく仕事できればと思います。

それでは聞いてください。
「ダンスに間に合う」

2020年もどうぞ宜しくお願いいたします！