【受付中】てまえみそ教室
「手前味噌ですが、、」という謙遜して自分を褒めるときに使う言葉。実は、味噌が由来なのです。「手前」というのは、自分、自家製という意味を持ちます、つまり「自家製みそ」ということになります。昔はどこの家庭でも自家製みそ「手前みそ」をつくことが一般的で、それぞれの家で味や風味が違いました。おいしく出来た自家製みそを「手前のおいしく出来たみそを食べてみて」と自慢するようになり「手前味噌ですが、、」という言葉が生まれたそうです。
家庭の味の象徴であった「手前みそ」文化を残してくため、自分の食と向き合うきかっけづくりとして「手前みそ教室」を開催しています。12月~5月まで食の体験スペースKANENTEにて開催中。材料はすべて用意しますので、混ぜてこねて、丸めるだけ!初心者の方でもお気軽にご参加いただけます。誰でも簡単においしく出来上がるので、リピーターさんも多いです。12~3月は甲州みそ、5月は米みその仕込みを行います。仕込んだみそは各家庭に持ち帰り、発酵させてできあがりです。発酵時、出来上がり時の保管方法、取り扱い方法は教室で説明いたします。
写真のようにそれぞれに仕込みを行います。1口4kgになります。味噌はもともと、大家族や、近所の人で集まったときにまとめて仕込みをしていました。なので、KANENTEでの仕込みも皆でおしゃべりしながら楽しく仕込みを行います。
4kgというと多いイメージですが、2人家族で毎日味噌汁を食べる家庭で1ヶ月で1kg、4人家族では約2kg消費すると言われていますので、日常的にみそを食べる家庭であれば4kg半年でなくなってしまいます。おいしく仕上がってお裾分けしている方も多く、嬉しい限りです。
いっしょに手前みその仕込みを行いませんか?
五味醤油で買えます
手前みそキット(甲州みそ)
米と麦2種類のこうじを入れる「甲州みそ」づくりに必要な材料のセット。すべて材料は計量してあるので、手前みそ(自家製みそ)仕込み初めての方でも安心してお使いいただけます。出来上がり量は約4kg。家庭の台所でも無理なく作れる容量です。
この記事を書いた人 五味 洋子
発酵兄妹(妹)三兄妹の末っ子として生まれ、高校卒業まで甲府市で育つ。東京農業大学醸造科学科を卒業後、2009年ライフスタイル提案会社に就職。社員食堂の立ち上げや、新規事業部で商品企画を担当。2013年山梨へUターン。2014年五味醤油入社。六代目を務める兄仁と二人三脚で奮闘中。WEBマガジン〔大人すはだ〕コラム連載。YBSラジオ〔発酵兄妹のCOZYTALK〕出演中。